利用頻度が高い校庭や競技場の芝生では、芝が傷みやすくまた、土壌も硬くなりやすい。

さらに単一な植物構成のため病虫害による被害が大きくなる傾向がある。このため、設計時において土壌環境の整備、適切な芝種の選定、利用頻度と芝種に応じた管理方法の検討が必要となる。

なお、スポーツターフ造成の場合には、いくつかの芝種、床土構造の組み合わせによって試験施工し、最適な手法を選択することが望ましく、日照時間、気温、降雨量、降雪量など特殊な立地条件がある場合、試験施工によってデータを得ることが必要である。

調査内容

  ・土壌調査および基盤土壌設計
  ・芝種検討・設計
  ・潅水方法の検討・設計
  ・管理方法の検討設計
  ・施工(クレアテラネットワーク)
  ・ターフクオリティ調査
   (土壌硬度、転がり、バウンド、すりきれ抵抗、トラクション

実績

  ・JRA通年緑化工法研究(ウインターオーバーシード)
  ・松本空港緑地競技場(アルウィン)芝生整備検討
  ・緑の丘公園芝生整備に係る試験検討
  ・田無幼稚園園庭整備設計・施工
  ・校庭芝生化における土壌調査(東京都内小学校)

  その他
   ・芝馬場の蹄跡回復にかかる調査研究
   ・スポーツターフにおける土壌センチュウ調査