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助成金制度について
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Q.自治体から助成金が出ると聞いたのですが?
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地方自治体では、屋上緑化や壁面緑化を行うに当たり助成金を支援している場合があり、
その助成対象や条件、助成金の額等は、各自治体ごとに異なり、申請する書類なども変わります。
弊社では、これらの申請に関する書類の作成や申請を代わって行うこともしております。
各自治体の助成金制度については、各自お調べのうえ、ご相談ください。
なお、地方自治体で定めている助成制度に関する情報を纏めた検索ページを掲載してます。
ご参考ください。
助成金制度検索ページヘ
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荷重について
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Q.屋上に載せられる重量は?
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屋上緑化を行う場合、事前に、建物がどれだけの重量まで載せて大丈夫か?ということを調べる必要があります。
建築基準法(施行令・第85条)では、次のように規定されております。
屋上またはバルコニーの積載荷重
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床計算用[kgf/㎡] |
大梁・柱・基礎用[kgf/㎡] |
地震力用[kgf/㎡] |
1)住宅など |
180 |
130 |
60 |
2)学校、百貨店など |
300 |
240 |
130 |
一般的な住宅では、屋上全面を緑化したい場合は、地震力用の60kg/㎡まで。
部分的な場合は、180kg/㎡まで。但し、総重量を、屋上面積×地震力用の60kg/㎡の値より、小さくする必要があります。
実際は、住宅だからといって、この数値どおりではなく、より大きく積載荷重をとっている場合もあれば、小さくとっている場合もあります。
計画を進めるときには、建物の施工会社もしくは設計会社に御確認下さい。
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防水について
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Q.防水層に対しての対策は?
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防水層の種類や、経年変化の状況によって、対策を行います。
アスファルト防水(押さえコンクリート有)や塩ビ系シート防水FRP防水などの場合は、耐根フィルムを敷いて
植物の根から防水層を守ります。
アスファルト防水(押さえコンクリート無)やウレタン防水、年数のたった防水の場合は、
通常の耐根シートの他に防水保護処理が必要な場合があります。
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土壌について
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Q.土が飛んだりしませんか?
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屋上緑化で使用する軽量人工土壌は、普通土の約1/3~1/2程度の重さで非常に軽く、土壌をむき出しにしておくと飛散する可能性は充分あります。
飛散防止の方法としては、いくつかありますが、代表的なものは、土壌の表面にマルチング材(針葉樹皮を繊維状にしたもの)を表面に敷き詰める方法があります。
他にも、砂利を敷き詰めたり、防草シートで覆う方法や、植物のレイアウトを工夫する方法などがあり、現場の状況に応じて、飛散対策を講じます。
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Q.大雨で土が流れ出ることはありませんか?
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排水性能の非常に高い軽量人工土壌を使用するため、一定量、保水したのち、余剰水は速やかに排水されます。
但し、排水口に塵等が詰まっていると、水がオーバーフローして、同時に土壌が流れ出てしまう可能性はあります。定期的に、排水口の清掃をする必要があります。
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灌水について
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Q.水やりは大変じゃありませんか?
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水やりに関しては、土壌の厚みや種類によって頻度が変わってきます。
とにかく軽くしたいということで土壌の厚みを最小限に抑えた場合、夏場の一番暑い時期ですと毎日水をあげることが必要な場合もあります。
「普段の水やりは自分で。年に数回程度、長期間留守にする」 →乾電池式簡易自動灌水タイマー
「毎日は無理だけど、1週間に1回程度なら自分でできる」 →自動灌水無。保水力の高い工法
「基本的に、全て自動灌水システムで」 →100V電源式自動灌水タイマー
様々な条件に応じて、屋上緑化の工法や、自動灌水システムのご提案を致します。
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屋上緑化の効果について
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Q.夏は涼しくなりますか?
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下のグラフ(図1)は、屋上緑化をした箇所と、してない箇所の温度を、真夏日に計測したものです。
屋上緑化をしていない屋根表面温度が、60℃近くになったのに対し、緑化をした土壌直下の温度は、30℃程度で、安定しています。
屋上の断熱構造にもよりますが、一般的に屋上を全面緑化した場合、階下の部屋の室温は、夏場で3℃程度低くなると言われています。
お客様の意見を聞くと、「涼しくなった」「夏にエアコンを使わなかった」等、その効果を実感して頂いております。
次の写真は、屋上緑化をした箇所を、サーモグラフィカメラで撮影したものです。
緑化をした箇所では30℃程度、それ以外のデッキ部分、コンクリート部分では40℃近くになっています。
芝部(土厚10cm)で、30℃程度ですが、低木・中木部(土厚15cm)のところでは、28℃程度と、更に、温度が低くなっています。
次は、壁面緑化をした箇所を、同じくサーモグラフィカメラで撮影したものです。
壁面緑化でも緑化をした箇所では27℃程度になっており、それ以外の壁面では35℃近くになっています。
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Q.建物への影響は?
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屋上緑化をすることにより、紫外線による防水の劣化防止、建物に対する温度変化の影響軽減などの効果がみとめられています。
きちんとした計画に基づいて、間違いのない施工を行えば、悪影響を及ぼすことはありません。
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