土壌診断を行い、適切な施肥計画や土壌改良を実施することにより、収量・品質アップなどの生産性向上に繋がります。
創業1975年より培ったノウハウで営農の効率化を図り、生産者様をサポートいたします。シンプルかつ、分かりやすい土壌診断カルテを用いて適切なアドバイスを行います。

土壌の採取

土壌の採取

土壌の測定

土壌の測定

農業用セット分析項目

※以下の表にない項目や方法もお気軽にお問い合わせ下さい。

EC
塩類濃度の目安となる。高いほど養分量が多いが、多すぎても塩類障害となります。(※園芸作物では重要)
PH
土壌の酸性、アルカリ性を示す指標(作物によって適正範囲が異なります)
リン酸吸収係数
土壌がりん酸を吸収する程度を表す。 リン酸吸収係数が高いとリン酸を施肥しても土壌が吸収してしまうので多く施肥する必要があります。
交換性Ca
作物が吸収できるカルシウム量がどれだけあるかを示す指標。 植物の細胞膜を強化して病害虫への抵抗力をつける働きをしたり、根や新葉の発育を促す効果があるので植物にとって重要な肥料成分です。
交換性K
作物が吸収できるカリウム量がどれだけあるかを示す指標。 根の発育を促す効果があるので果実やイモの肥大に影響を及ぼします。
交換性Mg
作物が吸収できるマグネシウム量がどれだけあるかを示す指標。 緑葉祖の主成分で光合成に関与するため、マグネシウムが少ないと葉が黄色くなるなどの欠乏症が現れます。
可給態りん酸
作物が吸収できるりん酸量がどれだけあるかを示す指標。 リン酸吸収係数の値をみて調節することが重要です。
塩基飽和度
CECに占める石灰、苦土、加里の割合。60~90%が望ましい。 石灰、苦土、加里の塩基バランスも重要となります。
石灰/苦土比
交換性カルシウムおよびマグネシウムの割合を表す数字。5~8が望ましい。
苦土/加里比
交換性マグネシウムおよびカリウムの割合を表す数字。2~6が望ましい。
陽イオン交換容量
土壌の肥料を保持する力を示す指標。 保持する力が低い土壌は肥料を留めておくことができないため、水やりや雨水によって流れてしまいます。
PH、EC、可給態りん酸、交換性Ca、交換性Mg、交換性K、リン酸吸収係数、陽イオン交換容量、塩基飽和度、石灰/苦土比、苦土/加里比の検査は、土壌の栄養状態や性質を網羅的に評価するための非常に重要な手段かつ農業や園芸の生産性向上に不可欠です。

土壌分析は、多様な要素を網羅的に評価することができます。
PHから始まり、栄養素の含有量、交換性イオン、リン酸吸収係数、土壌の化学的特性までを包括的に評価できます。

分析結果を活用して、適切な栄養素供給や土壌改良を行うことで、作物の生産性と品質を向上させることができます。

土壌分析は持続可能な農業管理の基盤となります。
土壌の栄養状態を適切に管理することで、土壌の健康を維持し、環境への負荷を最小限に抑えることができます。

これにより、最適な管理プランを立案し、効果的な結果を得ることができます。

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農業用セット
¥20,000 (税込)