土壌診断を行い、適切な施肥計画や土壌改良を実施することにより、収量・品質アップなどの生産性向上に繋がります。
創業1975年より培ったノウハウで営農の効率化を図り、生産者様をサポートいたします。シンプルかつ、分かりやすい土壌診断カルテを用いて適切なアドバイスを行います。

土壌の採取

土壌の採取

土壌の測定

土壌の測定

NPKセット分析項目

※以下の表にない項目や方法もお気軽にお問い合わせ下さい。

交換性K
作物が吸収できるカリウム量がどれだけあるかを示す指標。 根の発育を促す効果があるので果実やイモの肥大に影響を及ぼします。
全窒素
作物が大きく生長するために不可欠な養分。 窒素肥料が少なくても多すぎても生育障害が起こります。
可給態りん酸
作物が吸収できるりん酸量がどれだけあるかを示す指標。 リン酸吸収係数の値をみて調節することが重要です。
全窒素、可給態りん酸、交換性Kを検査する土壌分析は、土壌の栄養状態を評価し、適切な施肥管理を行うための重要な手段です。

以下に、それぞれの要素についての特徴を示します。

●全窒素の特徴●

全窒素は土壌中の窒素の総量を示します。
窒素は植物の成長にとって非常に重要な栄養素であり、タンパク質合成や生長に必要不可欠です。
土壌中の窒素量を知ることで、適切な窒素肥料の施肥量を決定するのに役立ちます。
過剰な窒素施肥は環境への悪影響をもたらす可能性があるため、適正な窒素管理が重要です。

●可給態りん酸の特徴●

可給態りん酸は土壌中の植物が直接利用できるりん酸の量を示します。
りん酸はDNAやATPなどの生体分子の構成要素であり、植物の成長や根の発達に不可欠です。
可給態りん酸の分析により、りん酸肥料の追加量やりん酸の土壌への固定化の程度を把握することができます。
りん酸の不足は植物の成長に影響を与え、特に根の発達や花芽形成に悪影響を及ぼす可能性があります。

●交換性Kの特徴●

交換性Kは土壌中の交換性カリウムの量を示します。
カリウムは植物の水分バランスや光合成、タンパク質合成などに必要な栄養素であり、植物の成長やストレス耐性に影響を与えます。
交換性Kの分析により、適切なカリウム肥料の施肥量を決定し、植物の健康な成長を促進することができます。
カリウムの不足は植物の生育に悪影響を及ぼし、病気や害虫に対する抵抗力を低下させる可能性があります。

これらの要素を含む土壌分析は、農地や園芸地の土壌の栄養状態を正確に把握し、適切な施肥管理を行うための重要な情報源となります。

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NPKセット
¥10,000 (税込)